薬剤の適正な使用のために、患者様への服薬指導や医療チーム参加と医薬品の安全管理部門としての役割など、薬剤に関連した幅広くの業務に対応しております。
当院では外来、入院患者さんのニーズに合わせて8~9割の患者さんに一包化調剤を行っております。
【メリット】
自動分包機で包装されたものは、分包紙ごとに患者氏名、服用時間、薬品名などの情報が印字されているので、お薬の飲み間違いを防ぐことができる
手が不自由な患者さんで、PTPシートからお薬を取り出すことが難しい人にとって簡単にお薬を服用することができる
看護師さんやご家族が、一回の服用量を簡単に理解し、お薬の管理を容易にすることができる
特許期間の過ぎた新薬はその有効成分や製法等に関する情報は国民の共有財産となり、他のメーカーでも同じ有効成分・同じ効き目の薬を製造する事が可能になります。これがジェネリック医薬品と呼ばれる物です。特許期間中に安全性は充分確認されており、同じ成分、同じ効き目でありながら、患者様のお薬代の負担軽減にも繋がりますので、当院ではジェネリック医薬品も選択できるようにしています。ジェネリック医薬品についてはお気軽に薬剤部へお問合せください。
「簡易懸濁法」とは、錠剤を粉砕して散剤(いわゆる粉薬)へと調剤する代わりに、服用直前に、一定温度のお湯で溶かして投与する方法です。この患者様にもメリットのある「簡易懸濁法」を当院では積極的に導入しています。